蕎麦カフェたなみ
蕎麦カフェたなみです。いつもご利用いただきありがとうございます。
朝から激しい雨が降り続いていました。いや、「降っていた」という生易しい表現では足りません。まるで空の底が抜けてしまったかのように、容赦なく地面を叩きつける豪雨。そう、台風です。
こんな日は、店内で静かに温かいお蕎麦でも啜っていればよかったのです。それなのに、人間というものはどういうわけか、荒れた天気の日に限って「やらなくてもよいこと」に手を出したくなる生き物のようです。厨房に立った私は、何を思ったのか麻婆豆腐ラーメンを作り始めてしまいました🤣
「少しくらい多くても構うまい」油断から始まった唐辛子の暴走
ラーメンを作ること自体は、まったく悪いことではありません。自家製の麺を茹で、旨味のあるスープを仕込み、熱々の麻婆豆腐を合わせる。ここまでは順風満帆でした。
すべての元凶となったのは、厨房の片隅にあった大量の一味唐辛子でした。自家製キムチを仕込むためにたっぷりと用意していたその唐辛子を目にした瞬間、私の頭の中で悪魔が囁いたのです。
「少しくらい多く入れたって、美味しくなるだけじゃないか?」
人間の過ちというのは、いつだってこの程度の些細な油断から始まります。パラパラと一味を振りました。……いや、もう少し。
……ええい、さらにもう少し!
気がつけば丼の中は、見るも鮮やかな一面の深紅に染まり上がっていました。しかし、ハイテンションになっていた当時の私は、この赤さがのちに自分をどれほど苦しめることになるのか、まだ知る由もありませんでした。
外は大雨、顔は大汗!天と人とが見事に呼応した激闘の一杯
深皿に盛られた麻婆豆腐ラーメンからは食欲をそそるスパイスの香りが立ち上り、トッピングした角切りの豆腐や刻みネギ、糸唐辛子が美しく映えています。箸を伸ばして、真っ赤なスープが絡む中太の縮れ麺を持ち上げ、勢いよく一口啜りました。
「……からいッ!!」
二口目を啜ると、もはや「辛い」の次元を超えています。三口目に差し掛かる頃には、「旨い」「辛い」などと料理を冷静に論じている場合ではなくなっていました。
額からボタボタと大粒の汗が落ち、鼻の頭にもじわりと汗が滲み出ます。熱い汗は首筋を伝い、背中まで一気に流れ落ちていきました。ふと窓の外を見やると、そこには激しく打ちつける台風の大雨。
そして鏡に映る自分を見れば、こちらもまた激しい雨に打たれたかのような大汗まみれの姿でした。
外は台風、私の顔は麻婆豆腐ラーメン。
空からは大雨、額からは大汗。
天と人とが、これほど見事に呼応する瞬間がかつてあったでしょうか。外の雨は台風の仕業ですが、こちらの汗に関しては100%自分自身の過ちです。誰を責めることもできません🤣
「一味の量は止められたはず」反省と次回への誓い
「辛い、熱い、もう無理だ……!」と心の底で悲鳴を上げているにもかかわらず、なぜか箸が止まりません。コクのあるスープと刺激的な辛さ、そしてもちもちした麺の旨味に引っ張られ、汗を拭いながら一口、また一口と食べ進め、気がつけば丼はすっかり空になっていました。
丼が空になったあと、私は静かに箸を置き、深く息を吐きました。窓の外では相変わらず雨が降り続き、私の額からも相変わらず汗がしたたり落ちています。
今回、私は厨房で一つの尊い教訓を学びました。
台風は人間には止められないけれど、一味唐辛子の量は自分の手で止められたはずである、と。
次からは絶対に調子に乗らないようにしよう……そう心に固く誓いながら汗を拭いた台風の午後でした。もっとも、次に麻婆豆腐ラーメンを作る頃には、この苦しみもすっかり忘れてまた同じことを繰り返していそうな気がしてなりませんが🤣
今日も元気に麺と向き合う蕎麦カフェたなみを、これからも温かく見守っていただければ幸いです!
※今回ご紹介した激辛麻婆豆腐ラーメンは、スタッフが気まぐれで作ったまかないです。通常メニューとしての提供はございませんのでご了承ください。
| 名称 | 蕎麦カフェたなみ |
|---|---|
| フリガナ | ソバカフェタナミ |
| 住所 | 343-0032 越谷市袋山1216-19 |
| アクセス | 東武伊勢崎線大袋駅東口より徒歩2分 |
| 電話番号 | 048-971-3617 |
| 営業時間 |
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| 禁煙・喫煙 | 受動喫煙対策による禁煙・喫煙についての最新情報は、店舗にお問い合わせください。 |
| 電子マネー・その他 | PayPay |
| 駐車場 | あり お店の近くに2台 |
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