蕎麦カフェたなみ
蕎麦カフェたなみです。いつもご利用いただきありがとうございます。
新蕎麦の清々しい香りが厨房を満たす季節となりました。
丸抜きの新蕎麦粉の美しい粒立ちを眺めているうちに、ふと頭をよぎった疑問があります。
「我々は、蕎麦粉というものをあまりにも麺にし過ぎてはいないだろうか」
水を加え、打って麺にし、熱湯で茹でて冷水でキリリと締める。それが旨いのは言わずもがなですが、本日はその蕎麦粉をフライパンで香ばしく焼いてみることにしました。
小麦粉もミックス粉も使わない!丸抜き新蕎麦粉だけで挑む生地作り
今回の試作では、小麦粉は一切使っていません。
市販のホットケーキミックスにも頼らず、素材の力をそのまま試すことにしました。
【今回の試作レシピ】
・丸抜きの新蕎麦粉
・卵
・牛乳
・ベーキングパウダー
用意したのは、ただそれだけです。ボウルの中で泡立て器を動かし、とろりとした薄茶色の生地を作ります。これだけで、蕎麦粉がどこまで洋のホットケーキへと歩み寄れるのか、未知の実験の始まりです。
フライパンに広がる気泡と、思いのほか立派な黄金の焼き色
温めたフライパンへ、丸く生地を落とします。
静かな熱気の中、しばらく待つと表面にぽつり、ぽつりと小さな気泡が浮かんできました。
頃合いを見計らって思い切って裏返すと、そこには見事なきつね色の焼き色がついていました。
麺として湯の中で泳ぐばかりではなく、どうやら蕎麦粉にもフライパンの上で堂々と香ばしく焼かれる人生があったようです。
最初にはちみつ、後からじわり。焼かれた蕎麦粉が放つ穀物の丸い余韻
焼き上がった温かい一枚をお皿にのせ、中央にマーガリンを置き、とろりとはちみつを垂らして口へ運びました。
小麦粉のホットケーキのような羽のような軽さとは異なり、素朴でほろりとした優しい口当たりです。
口に入れた瞬間ははちみつの甘みとマーガリンのコクが広がり、「おや、蕎麦はどこへ行った?」と首をかしげそうになります。
しかし、その直後でした。遅れて、香ばしく丸みを帯びた穀物の風味が静かに立ち上がってきたのです。
茹で上げた蕎麦を啜るときに抜ける瑞々しい香りとはまったく違う、粉をじっくり焼いたからこそ顔を出す、深い滋味。
水と合わせて茹でれば端正な麺になり、卵や牛乳と合わせて焼けば優しいおやつになる。蕎麦という作物は、私たちが思っている以上に存外な芸達者でした。
蕎麦は、啜るばかりが能ではない――。焼かれてみて初めて語り出す蕎麦の魅力を実感した一日となりました。
※今回ご紹介した蕎麦ホットケーキは厨房での試作記録です。通常メニューとしての提供はございませんが、蕎麦粉の新たな可能性を日々探求しております。
| 名称 | 蕎麦カフェたなみ |
|---|---|
| フリガナ | ソバカフェタナミ |
| 住所 | 343-0032 越谷市袋山1216-19 |
| アクセス | 東武伊勢崎線大袋駅東口より徒歩2分 |
| 電話番号 | 048-971-3617 |
| 営業時間 |
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| 禁煙・喫煙 | 受動喫煙対策による禁煙・喫煙についての最新情報は、店舗にお問い合わせください。 |
| 電子マネー・その他 | PayPay |
| 駐車場 | あり お店の近くに2台 |
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