蕎麦カフェたなみ
蕎麦カフェたなみです。いつもご利用いただきありがとうございます。
いつも野菜を分けてくださる小島さんから、今回も立派な長葱と唐辛子をたくさんいただきました。
さて、このありがたい野菜をどうやっていただこうかと考え、今回は少しぴりりと辛味を効かせた「カレー肉南蛮蕎麦」を試作してみることにいたしました。
さっそく厨房に入り、粉の計量から始めます。
蕎麦粉四十グラム、蕎麦殻粉二十五グラム、ゆめちから六十グラム。今回も殻の粉をずいぶん思い切って配合しました。ローラー式の製麺機を通す都合上、加水率は四割ほどに抑えるつもりでいたのですが、気づけば水は五十五グラム。粉の合計百二十五グラムに対して、計算すると加水率は四十四%になっていました。
頭の中で計画していた私と、実際に計量カップを傾けて水を入れた私の間で、どうにも連絡の行き違いがあったようです。
ところが、いざ麺帯にして製麺機を通してみると、これが実にあつらえたようにちょうどよい塩梅に仕上がりました。いつもの大雑把さが、今回は具合のよいところへ着地してくれた格好です。こういう思いがけない幸運があるから、いい加減な人間の性分というのはなかなか改まりそうにありません。
幅六ミリ、厚さ一ミリ。勇ましさよりも「すすりやすさ」を選んだ平打ち麺
麺の寸法は、幅六ミリ、厚さ一ミリに仕立てました。極太というよりは、薄く延ばした幅広の平打ち蕎麦です。
以前、丼の中で堂々たる迫力を誇る極太麺を打ったこともありました。見た目には実に勇ましく頼もしいのですが、いざ口へ運ぶとなると、すすりにくく噛むのにも一苦労で、食べる側にある種の覚悟を強いてしまうところがありました。お客様にお出しする以前に、まず打った本人である私が麺の頑固さと折り合いをつけねばならなかったのです。
しかし、今回の厚さ一ミリにはその煩わしさがありません。平たい麺肌がとろみのあるカレー汁をたっぷりと抱き込みながらも、無理なくつるりと口の中へ滑り込んできます。
長葱の甘みと豚肉のコク。いただいた唐辛子が添える優しいアクセント
これを受け止める汁には、厚切りの豚肉と、いただいた長葱を二本、そして唐辛子を二本使いました。
自慢の蕎麦つゆをベースに、カレー粉、砂糖、片栗粉を合わせ、ほどよい味付けととろみを調えます。添えた唐辛子は舌を刺す激辛ではなく、出汁と豚肉の脂の甘みの奥から、ぴりりと爽やかな刺激を運んでくれる心地よい辛味です。
厚切りの豚肉を頬張り、熱の通った甘い長葱を味わい、カレーをまとった平打ち蕎麦を手繰る。
見た目の迫力に頼るよりも、丼の最後の一筋まで気持ちよく食べきれることの大切さを、この薄い麺が改めて教えてくれた気がいたします。
予定より少し多かったあの水の量だけは、初めから狙い通りだったような顔をして、次の配合帳へこっそり書き留めておくことにします。
※今回のカレー肉南蛮蕎麦は厨房での試作記録です。日々の麺づくりの中で、より心地よい一杯をお届けできるよう試行錯誤を続けております。
| 名称 | 蕎麦カフェたなみ |
|---|---|
| フリガナ | ソバカフェタナミ |
| 住所 | 343-0032 越谷市袋山1216-19 |
| アクセス | 東武伊勢崎線大袋駅東口より徒歩2分 |
| 電話番号 | 048-971-3617 |
| 営業時間 |
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| 禁煙・喫煙 | 受動喫煙対策による禁煙・喫煙についての最新情報は、店舗にお問い合わせください。 |
| 電子マネー・その他 | PayPay |
| 駐車場 | あり お店の近くに2台 |
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