蕎麦カフェたなみ
蕎麦カフェたなみです。いつもご利用いただきありがとうございます。
先日、立派な九条ネギを両手いっぱいに頂戴いたしました。
採れたての青々とした旬の恵みをいただけるのは誠にありがたいことです。しかし、薬味として蕎麦の上にひとつまみずつ載せて消費するような悠長な付き合い方では、とても追いつく量ではございません。この調子でちまちまと刻んでいては、ネギを使い切る前にこちらのほうが先に年を越してしまいます。
せっかくいただいたみずみずしいネギですから、新鮮なうちに豪快かつ美味しくいただきたいところです。そこで今回は、お好み焼き粉を引っ張り出し、厨房でネギ焼きをこしらえることにいたしました。
まな板を覆う緑の山。会場の定員を無視して投入される具材たち
まずはまな板の上で、これでもかというほどの九条ネギを小口切りに刻んでまいります。包丁を入れるそばから青い香りが立ちのぼり、あっという間にまな板の上に鮮やかな緑の小山が出現いたしました。
用意した具材は九条ネギ、アサリ、ちくわ、天かす、魚粉です。
書き並べてみますとなかなか賑やかな顔触れですが、実際のボウルの中を覗いてみれば、その大半をネギが占拠しております。アサリもちくわも確かに招かれてはいるものの、会場であるボウルの中はすでにネギのお客さんで超満員なのでございます。
普段の調理であれば「このあたりで十分だろう」と手を止めるところですが、今回はネギを惜しむ理由がどこにも見当たりません。むしろここで遠慮をして残したりすれば、冷蔵庫のほうが困り果ててしまいます。手加減を知らぬ勢いで、さらに掴んでボウルへと投入いたしました。
ソースとマヨネーズをまとった熱々の一枚。小学生が下した飾らぬ判定
鉄板で香ばしく焼き上げ、仕上げに茶色いソースと白いマヨネーズ、青海苔、かつお節、紅しょうがを添えて皿へと移します。
立ちのぼる湯気と香ばしさに誘われて熱々のところを頬張ってみますと、これが驚くほど美味しいのです。
あれだけの量を投入したにもかかわらず、嫌なネギ臭さは微塵もございません。九条ネギならではの甘みと風味が心地よく残り、大量のネギの隙間に埋もれていたアサリやちくわも、噛みしめるたびにしっかりと旨味の顔を覗かせてまいります。
その場に居合わせた小学生の男の子にも一切れ食べてもらったところ、開口一番「美味しい」と笑顔で平らげてくれました。
大人であれば料理人の面子を立てて気を遣ってくれることもございますが、小学生相手に世辞や忖度は通用いたしません。正直な太鼓判をもらい、店主としても胸を撫で下ろした次第です。
厚すぎる冷蔵庫の選手層と、休む間もなく届いた次の教材
こうして大人と子どもで鉄板を囲み、かなりの量のネギを胃袋へ収めました。
ところが、手元の袋を眺めても、まだまだネギはどっさりと残っております。さらに恐ろしいことに、我が店の冷蔵庫の奥には、前回いただいたネギが同じくらいの分量で静かに出番を待っておりました。今回の新入りネギと格闘している間も、偉大な先輩ネギがじっと控えていたわけです。プロ野球の強豪校も驚くほどの、誠に層の厚い冷蔵庫でございます。
食べきれない分は近所の方にお分けすれば済む話ではありますが、料理を作る人間としては、その前に「どうにか自分の手で美味しく料理できないか」とつい腕を試したくなってしまいます。大量にいただくからこそ、普段なら作らない料理に挑み、普段なら入れない大胆な分量を試すことができるのです。いただき物には、いつも楽しい料理の宿題がついてまいります。
などと一人前に感心していたところへ、今度は大量の唐辛子が届きました。
赤いのや青いのが、青々とした枝葉まで引き連れて、これまたなかなかの大所帯で押し寄せてきております。どうやらネギの科目を学び終える前に、次の強化教材が配られてしまったようです。
店主の料理勉強道、どうやら自分で時間割を決める権利はどこにも残されていないようでございます。
| 名称 | 蕎麦カフェたなみ |
|---|---|
| フリガナ | ソバカフェタナミ |
| 住所 | 343-0032 越谷市袋山1216-19 |
| アクセス | 東武伊勢崎線大袋駅東口より徒歩2分 |
| 電話番号 | 048-971-3617 |
| 営業時間 |
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| 禁煙・喫煙 | 受動喫煙対策による禁煙・喫煙についての最新情報は、店舗にお問い合わせください。 |
| 電子マネー・その他 | PayPay |
| 駐車場 | あり お店の近くに2台 |
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